Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

スター・トレック イントゥ・ダークネス

確立された世界観、キャラ立ちがしっかりした登場人物、魅力的なプロット、スピード感と迫力ある映像、これだけ揃えば面白い作品になることは当然と言える。1966年にアメリカのTVドラマシリーズとして始まった人気スペースオペラ「スター・トレック」。その…

セルジオ・ロッシ

ハイヒールフェチではないが女性のハイヒールが好きなことは認めよう。確かに今迄にもシューズブランドのネタが多い。ピンヒールのエレガントな曲線に包まれたシューズには何とも言えぬ色気を感じてしまう。男性なら誰でもそう思うのか、これは自分だけの嗜…

セレブのお金

7年越しの交際を経て、今年の6月22日にカリフォルニア州マリン・カウンティにある「スカイウォーカー ・ランチ」で挙式した、ジョージ・ルーカスとピーター・ソロネンの純白ドレスに身を包んだ44歳のメロディ・ホブソン。ちなみに、「スカイウォーカーランチ…

FASHION'S NIGHT OUT

ファッション誌「ヴォーグ(VOGUE)」は、今年で第5回を迎えるナイト・ショッピング・イベント「ファッションズ・ナイト・アウト(FNO)」を9月7日(東京)、9月14日(大阪)で開催する。本年度はタイとウクライナの2ヶ国が新たに加わり、合計19ヶ国がイベン…

ホワイトハウス・ダウン

またホワイトハウスが破壊され乗っ取られた。6月に公開された「エンド・オブ・ホワイトハウス」を鑑賞しただけに、今回の作品との違いが気になるのは当然の事。映画レビューでも、今回の方がイイとか、前の方が面白かったなどと、両者を比較する内容の寸評が…

ジョルジェット・ジウジアーロ

過去の国産車の中にはビックリするような名車が存在する。我らオヤジ世代の憧れのクルマの1つに、いすゞ自動車の「117クーペ」があった。エレガントで流麗なデザインの4座クーペであり、1970年代の日本車を代表する傑作の1つであることは間違いない。1968年…

スチュアート・ワイツマン

「スチュアート・ワイツマン(Stuart Weitzman)」は、主に靴とバッグを展開しているアメリカのファッションブランド。1942年生まれのスチュアート・ワイツマンは、父が1950年代にマサチューセッツ州で靴の工場を設立後、そのビジネスに60年代から加わり、シュ…

世界を征したカクテル

「NBA」と言っても、北米のプロバスケットボールリーグ「National Basketball Association」の事ではなく、「NIPPON BARTENDERS ASSOCIATION 」、つまり、「日本バーテンダー協会(N.B.A.)」の事である。「日本バーテンダー協会」は、酒文化の発展、そして…

メレリオ・ディ・メレー

五大宝飾店などとよく訳される「グランサンク(Les Grand Cinq)」という言葉、正しくは「フランス高級宝飾店協会」のことで、間違っても「世界五大宝飾店」などと訳すものではない。巷では、「キング・オブ・ダイヤモンド」と称され、ハリウッド女優の多く…

孤独のグルメ

最近ツボにはまっている「食べ物」が主役のテレビドラマがある。ふと食べたいと思ったものを、ただただ美味しそうに食べる井之頭五郎の姿が人気となり、「癒し番組」とも「夜食テロ」とも呼ばれる「孤独のグルメ」である。短命だった扶桑社の「PANjA」誌上で…

秋のユニクロ

ファーストリテイリンググループ傘下の4ブランドが、2013年秋オープンの「ユニクロ(UNIQLO)」上海店内に出店する。昨年3月に銀座旗艦店をオープンした「ジーユー(GU)」、フランス発のウィメンズブランド「コントワー・デ・コトニエ(Comptoir des Cotonn…

KYOTO EXPERIMENT

東京を中心に実験劇場や小劇場運動が盛んだった1980年代、京都市では公演するにも劇場がほとんど無く、東京の劇団も素通りするような状態だった。こうした中で1984年に遠藤寿美子という女性が仲間らとともに左京区下鴨の住宅街に、提供された民家を使ってア…

竈門神社

竈門(かまど)神社がある宝満山は、太宰府天満宮などがある太宰府の町からみて、鬼門にあたる北東の方角に位置する。大宰府政庁がこの地に設置された天智天皇3年(664年)に、鬼門封じの祭祀がその山の麓で執り行われたことに起源をもつ竈門神社は、太宰府…

ロマン・ポランスキー

数奇な運命と言うか波乱万丈という言葉がピッタリな映画監督がいる。パリで生まれたポーランド人のロマン・ポランスキーである。ユダヤ教徒のポーランド人の父親とカトリック教徒でロシア生まれのポーランド人の母親の間に誕生した彼の出生時の名前はライム…

ワールド・ウォーZ

1962年に「奇跡の人」のアン・サリヴァン役でアカデミー主演女優賞を受賞し、「卒業」のミセス・ロビンソンでは、当時の年頃の男の子に熟女の魅力と怖さを教えたアン・バンクロフトを母に持ち、「コメディ映画の巨匠」として知られるメル・ブルックス監督が…

史上最低で最高のロックフェス

最近、けっこう秀逸なドキュメンタリー作品が公開されているが、10月26日に公開予定の「ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987」もなかなか興味深い作品である。「史上最低で最高のロックフェス」として語り継がれるロックフェス「BEATCHILD」が、26年の歳月を…

老舗ランジェリーブランド

昔、「私、ハンロの下着が好き」と言った女友達がいる。何だか誤解を招きそうなセリフだが、別に深い意味がある訳ではない。知性と共にある上質の美、それが「ハンロ(HANRO)」の哲学。長きにわたる美への探求は高品質の洗練されたブランドとなり、純粋な美…

プレタの草分け

古き佳き時代、高級メゾンではオートクチュールのみを取り扱っていた。一部の富裕層にはそれで十分であったが、一般層は地方の裁縫師が作る質の劣るコピー商品を着るしかなかった。エジプトのアレクサンドリアで貴族として生まれたものの、第二次大戦中にパ…

ジビエ

「ジビエ(gibier)」とは、主にフランス料理での用語で、狩猟によって食材として捕獲された野生の鳥獣である。本来はハンターが捕獲した完全に野生のものを指すが、供給が安定しない、また、入手困難で高価になってしまうといった理由で、飼育してから一定…

アルマーニの世界観

最近では、ファッションブランドのほか、リゾート開発、高級レストラン、チョコレート商品など、多彩な事業を展開しているジョルジオ・アルマーニ。ファッションからライフスタイルの世界にそのスタイル哲学を広げたジョルジオ・アルマーニが、自身の理想と…

イネス・ド・ラ・フレサンジュ

先日、フランスのシューズメーカー「ロジェ・ヴィヴィエ(Roger Vivier)」についてお届けした。そのブランドアンバサダーを務めているイネス・ド・ラ・フレサンジュは、1957年8月11日にフランスヴァール県ガッサンで、フランスの名門貴族の父フレサンジュ伯爵…

地上の楽園

澄み切った海、サンゴ礁、水上コテージ、絶好のダイビングスポット…。憧れのハネムーンの地として知られる世界有数のリゾート地、モルディブ。モルディブ共和国は、インド洋にある島国。インドとスリランカの南西に位置しており、26の環礁や約1,200の島々か…

男性ストリップ

昨日に続き「裸」ネタが続いて恐縮だが、「クレージーホース」のダンサーのように素晴らしい肉体を披露するのは何も女性に限ったことはないのがショービジネスの世界だ。「クレージーホース」のような芸術性はないが、観客を熱狂させるエンターテイメントに…

クレイジーホース

パリのシャンゼリゼ通りの近く、ルイ・ヴィトン本店などがあるジョルジュ・サンク12番地にある「クレイジーホース(Crazy Horse)」は、「ムーラン・ルージュ」「リド」と並ぶ、パリを代表する世界的に有名な観光ナイトスポットで、数あるパリのナイトクラブ…

アーク・ノヴァ・松島2013

2011年8月9日にスイスのルツェルン市複合コンサートホール「ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター(KKL)」において、東日本大震災の被災地に向けた音楽プロジェクト「ARK NOVA ~ A Tribute to Higashi Nihon~東日本への贈り物~」の概要が発表され…

富士山

富士山の世界遺産登録についてメディアはけっこうお祭り騒ぎ的な報道で、今回の世界遺産登録が条件付きであったことはあまり報じられていない。通常、世界遺産に登録されてから6年後にユネスコ関連からチェックを受けるものだが、富士山はその半分の3年後に…

世界のコシノ

コシノ ジュンコ(Junko Koshino)は、1939年8月25日に大阪府岸和田市に生まれた。コシノ ヒロコを姉に、コシノ ミチコを妹にもち、ファッションデザイナー「コシノ三姉妹」の1人として活躍していることは有名なお話。本名は同じで漢字では小篠順子。文化服装…

ヘネシー

若かりし頃、毎晩のように飲み歩いていたバカポン時代、意気がっていた小僧は「ヘネシー」ばかり飲んでいた。当時、周りにいた1世代上の不良中年のオヤジのお供でこじゃれたバーに行ったとき、そのオヤジから「これが美味いんだ。二日酔いにもならないぞ」と…

秋の森美術館

森美術館では9月21日から、「アウト・オブ・ダウト展―来たるべき風景のために( 六本木クロッシング2013)」が開催される。「六本木クロッシング」は、森美術館が3年に1度、日本のアートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として2004年から開催してきたシリー…

角座復活

大阪ミナミの戎橋南詰から東側にかつて存在した「浪花座」「中座」「角座」「朝日座」「弁天座」の5つの劇場のことを「道頓堀五座」または「五つ櫓(いつつやぐら)」と呼んだ。道頓堀を代表する劇場群で、近代に至るまで、歌舞伎や仁輪加(軽演劇)、人形浄…