Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

世界のコシノ

コシノ ジュンコ(Junko Koshino)は、1939年8月25日に大阪府岸和田市に生まれた。コシノ ヒロコを姉に、コシノ ミチコを妹にもち、ファッションデザイナー「コシノ三姉妹」の1人として活躍していることは有名なお話。本名は同じで漢字では小篠順子。

文化服装学院に入学。2年の基礎コースを1年で終え、飛び級で小池千枝の担当するデザイン科へ進む。同期生には、高田賢三、松田光弘、金子功、北原明子ら、後のファッション界をリードする人材が在籍しており、「花の9期生」と呼ばれた。

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1960年、デザイン科在学中でありながら新人デザイナーの登龍門と言われる「装苑賞」を最年少の19歳で受賞。以後ファッションデザイナーとして活躍する。

1966年、東京の青山にブティック「COLETTE」をオープン。1978年にはパリ・コレクションに初参加。1985年に北京で中国最大のファッションショーを開催、また、1990年には日本人初のショーをベトナムで、そして、1996年にはキューバで外国人デザイナーとしては世界初のショーを開催して話題となった。現在も世界各地でショーを開催しており、2009年8月にはミャンマーで著名外国人デザイナーによる初めてのファッションショーを開催した。

また、2006年にイタリア連帯の星カヴァリエーレ章受勲、2009年にはモンブラン国際文化賞を受賞するなど、世界から高い評価を得ている。オペラ「魔笛」「蝶々夫人」やブロードウェイミュ-ジカルでトニ-賞にノミネ-トされた「太平洋序曲」などの舞台衣装、そして、最近ではドラム・ア-ト・パフォーマンス「TAO」の舞台衣装や沖縄の琉球海炎祭にて花火のデザインを手掛けるほか、スポーツユニフォーム、インテリアや食のデザインまで活動は幅広い。2013年2月、政府が設置した日本のコンテンツやファッションなど、文化・伝統の強みを産業化し、海外展開する方法について話し合う「クールジャパン推進会議」の議員に就任している。

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