Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

第88回アカデミー受賞作品

第88回アカデミー賞で、主演男優賞をはじめ、監督賞、撮影賞を受賞した映画「The Revenant/レヴェナント:蘇えりし者」。

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レオナルド・ディカプリオと「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で第87回アカデミー賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が初タッグを組み、作家マイケル・パンクの小説「The Revenant: A Novel of Revenge/蘇った亡霊:ある復讐の物語」を原作に、アメリカの西部開拓時代を生きた実在の罠猟師ヒュー・グラスの半生と、彼が体験した壮絶なサバイバルの旅が描かれた。

ディカプリオとは「インセプション」でも共演したトム・ハーディが主人公の仇敵として出演、音楽には日本を代表する音楽家の1人である坂本龍一が参加し、撮影監督はエマニュエル・ルベツキが務めた。ルベツキは、「ゼロ・グラビティ」、また、全編1カットかと見紛う長回し映像が話題を呼んだ「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」、そして、この作品で史上初3年連続アカデミー賞の撮影賞を受賞という快挙を達成した。「バードマン」に続き再びイニャリトゥとタッグを組んだ本作では、照明機材を一切使わず、屋外の自然光だけで撮影するという試みによって臨場感を追求した。

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