ブリヂストン美術館
東京の中央区京橋にある西洋美術「ブリヂストン美術館」は、公益財団法人石橋財団が運営している日本近代美術を中心とした私立美術館である。
ブリヂストンの創業者である実業家の石橋正二郎の収集した美術品を展示するため、1952年に京橋に新築されたブリヂストンビル内に開館した。
石橋は昭和の初め頃から日本の近代絵画の収集を始めたが、西洋美術の収集に本格的に乗り出したのは第二次大戦後のこと。石橋は戦前にすでに日本にもたらされていた西洋美術のコレクションを、戦後まとまった形で入手し、美術館開館までのわずか数年間に日本有数の西洋美術コレクションを形成した。
美術館の開館後も収集を継続し、1956年には財団法人石橋財団が設立され、1961年には美術品も財団へ移管された。そして、石橋財団コレクションは現在2585点を数え、そのうち1625点が「ブリヂストン美術館」で管理されている。
来年には開館63年を迎える「ブリヂストン美術館」では、2015年5月18日より長期休館し、新築工事が開始される。その休館前の最後の展覧会になる「ベスト・オブ・ザ・ベスト」が、1月31日から5月17日の期間開催され、選び抜かれた約160点のベストセレクションが展示される。
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