芸術の秋突入
今年の5月16日には、渋谷区にある山種美術館の紹介と「クールな男とおしゃれな女―絵の中よそおい」という展覧会について掲載した。
今回は、9月23日から11月16日までの期間、山種美術館で開催される「特別展 輝ける金と銀―琳派から加山又造まで―」についてお届けする。
いつの時代も人々の心を惹きつけてきた「金」と「銀」。日本美術ではその光り輝く美しさを古くから造形に活かしてきた。特に絵画では、金銀の砂子を散らした絵巻や、ふんだんに金銀を使った豪華な屏風をはじめ、ジャンルを問わず幅広く活用されてきた。
「金」と「銀」の用い方は時代によって違いが見出せるが、その中でも、独創性と革新性という点で最も大きな飛躍を遂げたのが近代・現代。今回の展覧会は「金」と「銀」の使用法が一際多彩になる明治時代以降の日本画に焦点をあて、その魅力に迫っている。
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