イスパハンのパッケージ

「ピエール・エルメ・パリ（PIERRE HERME PARIS）」が、原研哉デザインの特別パッケージ入り「イスパハン」を期間限定で販売する。

原研哉は、長野オリンピックの開・閉会式プログラム、「EXPO2005　愛知」公式ポスター、森ビルVI、無印良品のアートディレクションなどを担当する他、最近ではドコモの「らくらくスマートフォン3」も手掛けたグラフィックデザイナー。

また、一方では日常にデザインの未来資源を探る「RE-DESIGN」、人間の感覚を探求する「HAPTIC」、ハイテク繊維の潜在力を表現する「SENSE- WARE」などの展覧会を制作、独自の視点を展覧会として表現してきた。世界インダストリアルビエンナーレ大賞、毎日デザイン賞、ADCグランプリ、亀倉雄策賞、原弘賞など内外の受賞多数。2003年より武蔵野美術大学教授を務め、また、著作もデザイン活動ととらえて現代のアクチュアルな問題をデザインの観点から批評する。著書「デザインのデザイン／Designing Design」は、サントリー学芸賞を受賞し、中国、韓国、台湾、英語に翻訳され、世界に多数の読者を持っている。

そんな彼がピエール・エルメの著書「イスパハン」にコメントを掲載しており、今回のパッケージ製作には、そんな氏の「イスパハン」に対するオマージュが込められている。

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