Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

創立100周年記念

個人的にも最も興味があり、今、クールなスポーツカーブランドとして世界中から注目を集めているのがイギリスの「ASTON MARTIN(アストン・マーティン)」である。

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1914年にライオネル・マーティンとロバート・バンフォードにより設立された小さな会社は、アストン・クリントンと呼ばれるヒルクライム競技で成功を収めたことから「アストン・マーティン」のブランドを名乗るようになり、その後もモータースポーツやスポーツカーの歴史に輝かしい足跡を残した。

反面、経営の面では幾度も危機に追い込まれ、その都度救いの手が差し伸べられるという、まさに波瀾万丈の道を歩み続けてきた。たとえば、1947年にオーナーとなったデイビッド・ブラウンは、優れた経営力とエンジニアリングのセンスを活かして、自らのイニシャルを冠したスポーツカー「DB2」や、レース用マシーン「DBR1」で、その名前を残した。最近では、フォードがその株式を、プロドライブを創業したデイビッド・リチャード率いる投資家集団に売却した。しかし、「アストン・マーティン」はいつの時代も漲るパワーと美しいスタイルを備えたスポーツカーづくりを貫いている。

今年の7月には、ロンドンの中心地にある王立公園「ケンジントン・ガーデンズ」を舞台に、「アストンマーティン」創立100周年記念のイベントが開催された。過去最大規模となったこの祝賀式典には、英国内外から合計550台もの車両が一堂に展示され、5万人を超える来場者で盛大な盛り上がりをみせた。

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