Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

ラコステ

1933年に元プロテニス選手のルネ・ラコステが、当時フランスで最大のニット製造会社のオーナー社長のアンドレ・ジリエと共にポロシャツを製造するアパレル会社を設立し、誕生したのが胸にワニのマークが燦然と輝くポロシャツが有名な「ラコステ(Lacoste)」のポロシャツだ。

ブランドのトレードマークでもあるワニは、本人の粘り強いプレイスタイルからついた「ワニのラコステ」なるニックネームに由来する。ルネ・ラコステ時代のテニスウェアは白のシャツにパンツという格好で、運動に適している服装ではなかった。そこで彼は、半袖で襟がリブニットボーダーの軽く伸縮性に優れたニットシャツを開発。これが、現在もラコステの看板商品であるポロシャツの原点。ちなみに、ラコステは25歳で引退した後、4年後にはテニスシャツのデザインをはじめることになり、「ラコステ」創業へとつながっていった。

f:id:pleasegoodtimes:20130521174501j:plain

かつては、フランス生産のポロシャツはやや細身で着丈が長く、シルエットが美しかったため、「フレンチ・ラコステ」と呼ばれ珍重されたが、現在ではフランス生産は終結されている。なお、今日では日本製が縫製生地共に一番と称されている。なお、ラコステにそっくりのロゴでワニの向きが異なる「クロコダイル」という名前のブランドがあるが、ラコステとは全く関係がないので念のため。

去年には2011年に出店したパリ、ニューヨークに続くアジア初の旗艦店が東京の渋谷にオープン。「ラコステ 渋谷店」は、渋谷駅から徒歩2分の明治通り沿いに出店。1階から2階までの2フロア構成で、店舗面積は266平方メートル。店内では、クリエイティブディレクタのフェリペ・オリヴェイラバティスタが手がけるコレクションラインや、定番アイテムのポロシャツをはじめ、メンズ、ウィメンズ、キッズのウェアと、シューズ、アクセサリーなど豊富なアイテムをラインナップし、2011年春夏シーズンからスタートした新ライン「LACOSTE L!VE(ラコステ ライブ)」を含むブランドの全ラインが揃えられた。

※続きはこちらでご覧ください。