Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

フランスと和菓子

桜餅、粽、薯蕷饅頭、最中、落雁、羊羹…、四季や風土、また、伝統が織り込まれた和菓子は、日本人にとって身近な存在である。日本の美や魅力が詰め込まれた、和菓子。その小さな日本文化のアンバサダーは、和食や日本酒と同じように、今、欧米諸国でも注目されている。

日本を離れた地では、和菓子はどのように受け止められているのか、チョイと興味津々。美食大国であり、お菓子の国であるフランスのパリで、人々に愛される和菓子店や和菓子職人など、けっこう多い。

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パリで和菓子といえば、まず思い浮かぶのが「TORAYA PARIS」。和菓子を通して日本文化を海外に広めたいと、「とらや」16代目が1980年にオープン。エルメスやシャネルなど老舗メゾンが建ち並ぶサントノーレ通りと交差するサン・フロランタン通りに店を構えた。ちなみに、オープン当初は、羊羹を石鹸と間違えたという話や、豆を甘くした小豆餡への違和感も強かったという。

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