Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

CARL F. BUCHERER

昨年の「バーゼルワールド」では新キャリバーを発表、マニュファクチュールの本懐であるテクニカルな強みを発揮したのは、1888年にスイス中部のルツェルンに誕生した高級時計ブランド「CARL F. BUCHERER/カール F. ブヘラ」。

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しかし、今年は一転、質実剛健を地で行くブランドが、艶やかなカラーコントラストを披露。創業130周年という大切な節目を来年に控え、表現方法のアップデートが試みられた。

「CARL F. BUCHERER」といえば、中身で勝負する硬派のマニュファクチュールとして時計通を唸らせてきたブランドとして知られている。そのメーカーが、今年は「色仕掛け」で攻めている。こんなにも色艶やかなモデルをこのブランドが出すとは…一体どれほどの時計マニアが想像しただろう…。しかも1発目のカラーバリエーションとは思えない、パンチの効いた変化球を繰り出した。ブルーグレー文字盤にグレーのストラップを合わせるコンビネーション提案などシャレオツである。

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