芸術とロマンと癒しの秋
美術家のタイガー立石の本名は立石紘一。筑豊の炭鉱町に出生し、少年時代を戦後復興から高度成長期の時代、映画や昭和歌謡などの文化の中で過ごした。
武蔵野美術短期大学へ進学し、上京を期に美術活動開始した。最初は本名で活動し、画家中村宏と「観光芸術協会」を結成、わずか2年で解散するも中村ともどもアバンギャルドな作風・活動方針で一時代を築いた。
1968年にタイガー立石に改名、漫画家として活動。公私に渡り関わりが深かった赤塚不二夫に影響されたギャグタッチの作品を多く残した。なお、ペンネームの「タイガー」の由来は、立石が寅年生まれから、また、生涯美術作品にも「虎」をモチーフにしたものが比較的多かった。
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