スペイン宮廷 美への情熱
「プラド美術館(Museo Nacional del Prado)」は、スペインのマドリードにある美術館で、歴代のスペイン王家のコレクションが展示されている。立地条件に恵まれ、木々とマドリードの象徴的なモニュメントや場所に囲まれ、観光客が最も足を運ぶルートの1つである「美術館通り(Paseo del Arte)」の中心的な存在。
メインとなるビリャヌエバ館の建物は、1785年にカルロス3世が、自然科学に関する博物館を作るため、フアン・デ・ビジャヌエバに設計させたものだが、博物館として使われることはなく、その後、カルロス3世の孫のフェルナンド7世が妻マリア・イサベル・デ・ブラガンサの進言を受け美術館とした。
1819年に「王立美術館」として開館したが、1868年の革命後に「プラド美術館」と改称された。ちなみに、コレクションの基礎はフェリペ2世とフェリペ4世が築いた。
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