Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

漫画のカリスマと神様

「pink」「リバーズ・エッジ」「ヘルタースケルター」などで、1980年代から90年代の時代を象徴するマンガ家として脚光を浴びた岡崎京子。短大在学中にマンガ家としてデビューし、以後、マンガ雑誌にとどまらず「平凡パンチ」「CUTiE」といった週刊誌、ファッション誌などに次々と作品を発表した。

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結婚後の1996年5月、自宅付近で夫とともに自動車の轢き逃げに遭った。事故直後は自力で呼吸できないほどの重態であり、意識障害も続いて、漫画家活動の休止と療養を余儀なくされた。事故から14年を経た2010年には、かねてからファンであり親交のあった小沢健二の音楽ライブに車椅子姿で訪れるなど、病状は一進一退ではあるものの、長期的に見れば一定の回復をしているとも言える状態にある。

2012年に沢尻エリカ主演で「へルタースケルター」の映画化に際し、「新しい作品が描けない今、自分の作品に新たな命が吹き込まれる事に興味がある。」と、映画化をOKした理由を事故後初の岡崎本人によるコメントが実弟の忠氏を通じて発表された。

今も新たに読者を獲得し続けているマンガ家、岡崎京子の展覧会「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」が、2015年1月24日から3月31日の期間、東京の芦花公園にある世田谷文学館で開催される。

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