ドイツ車のニューモデル
「アウディ」のフラッグシップスポーツモデル「R8」をベースにした、世界で99台のみ販売される特別限定モデル「R8 LMX」は、「ル・マン」24時間耐久レースのマシンにも採用される最新技術が搭載されている。
5.2リッターV10エンジンを搭載し、最高出力419kW(570ps)、最大トルク540Nmを発揮。7段Sトロニックを介して四輪を駆動し、0-100km/h加速は現行の「R8 5.2FSIクワトロ」を0.2秒上まわる、3.4秒を誇る。最高速度は320km/h。
「アウディR8 LMX」の最大の特徴は、そのヘッドライトに「ル・マン」をはじめとする「WEC(世界耐久レース選手権)」で活躍するアウディ「R18 e-tron クワトロ」を支える最新技術、「レーザービームテクノロジー」を採用しているところにある。
この技術は名前のとおり、ヘッドライトユニット内にレーザーモジュールを内蔵しており、LEDの2倍の範囲を照射。このモジュール内にはわずか300ミクロンのハイパワーレーザーダイオードが4個備わり、波長450nmの青いレーザーを照射。蛍光体コンバーターで、これを人間の眼がもっとも疲れにくいとされる色温度5,500ケルビンに変換して路面を照射するというものだ。
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