真夏の天体ショー
1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と並ぶ三大流星群の1つである「ペルセウス座流星群」が8月12日から13日にかけての夜に見頃を迎える。
「ペルセウス座流星群」の母天体は周期133年のスイフト・タットル彗星。1862年7月にルイス・スウィフトとホレース・タットルが独立発見した周期133年の周期彗星で、イタリアの天文学者ジョヴァンニ・スキアパレッリによって「ペルセウス座流星群」の母天体ではないかと指摘された。
そして、スイフト・タットル彗星が宇宙空間に残した直径1ミリから数センチほどの塵が「ペルセウス座流星群」の正体。彗星の軌道を地球が横切ると、塵が大気とぶつかって強い光を放つ。地上ではペルセウス座の方角にある1点(放射点)から放射状に飛ぶように見えるため「ペルセウス座流星群」と呼ばれている。
国立天文台の予測によると、今年の出現のピークは13日午前9時頃。日中の観測は難しいため、12日深夜から13日未明にかけてが狙い目という。
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