Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

ピナ・バウシュ 夢の教室

エルメス(HERMES)」の日本旗艦店である銀座にある「メゾン・エルメス」の10階にあるプライベートシネマ「ル・ステュディオ」の5月のプログラムは「ピナ・バウシュ 夢の教室」に決定。ちなみに、日本では2012年3月に公開された作品である。

2009年に亡くなったドイツのコンテンポラリー・ダンス振付家のピナ・バウシュは、ドイツ表現主義舞踊の権威であるヨースの影響を色濃く受け継ぎながら、演劇的手法を取り入れたピナ独自の舞踊芸術で演劇とダンスの融合とも言われた存在。

f:id:pleasegoodtimes:20140422234158j:plain

今年の1月に彼女を扱ったドキュメンタリー作品「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(Pina)」を紹介させていただいたので覚えている方もいるだろう。

1940年にドイツのゾーリンゲン生まれたピナ・バウシュは、14歳からエッセンのフォルクヴァンク芸術大学でクルト・ヨースに師事。18歳で首席卒業後、国費交換留学生としてニューヨークのジュリアード音楽院舞踊科に入学。アントニー・チューダーの勧めによりメトロポリタン・オペラ・バレエ団やニュー・アメリカン・バレエ団などで活動した。1962年に帰国したピナ・バウシュは、フォルクヴァンク舞踊団でソリストとして活躍。振付を開始し、1969年には芸術監督に就任。この年、フォルクヴァンク芸術大学の教授にもなっている。同年の作品 「時の風の中で」では、ケルンの国際振付家コンクールで1位を獲得している。

※続きはこちらでご覧ください。