マセのコンセプトカー
今年で84回目を迎える自動車業界の今後のトレンドを占う世界最大のモーターショー「ジュネーブショー」が3月6日から16日までの期間開催されている。そして、今年で創業100周年を迎える「マセラティ」は、2ドアクーペのコンセプトカー「アルフィエーリ」を発表した。この「アルフィエーリ」は、今後のマセラティデザインの方向性を示唆するデザインスタディになるという。
1世紀前、ボローニャで現在の「マセラティ」の礎となる「オフィチーネ・アルフィエーリ・マセラティ」を設立したマセラティ兄弟の中でも最も著名なエンジニアの天才アルフィエーリの名前を冠した最新作「アルフィエーリ」は、トリノの「マセラティ・スタイル・センター」において、マルコ・テンコーネ率いる有能な若手デザイナーの精鋭チームによって開発された。
2ドアクーペのスポーツカーで、シートは2+2のレイアウト。マラネロ製のV8 4.7リッター自然吸気エンジンをフロントに搭載し、トランクスアクスル レイアウトにより後輪を駆動する。ここまでは「グラントゥーリズモ」と似通っているが、ホイールベースを240mm短縮することで、「グラントゥーリズモ」よりも機敏なスポーツカーに仕立てられている。
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