Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

オトナのワンダーランド

2011年、レンタルソフト店「TSUTAYA」を展開する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」は、東京・代官山に商業施設「代官山T-SITE」をオープン。約1万2000平方メートルの敷地に「代官山蔦屋書店」を中心として、飲食店や専門店が立ち並ぶ。今日のネタは「日々雑感」2011年12月18日の「大人のTSUTAYA」から一部転載してお届けする。

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「CCC」にとっては「10年に1度の大規模な事業」と言われているが、オープニングイベントを行わないどころか、対外的な公表もほとんどしなかった。コンセプトは「大人のTSUTAYA」。それゆえに、若者を惹きつける賑わいを排し、メディアなどで人気スポットとして取り上げられないよう、細心の注意を払ったという。

「代官山蔦屋書店」は、色々な意味で常識を覆す店舗である。まず、立地は東急東横線代官山駅から徒歩5分を要し、それほど足の便がいい場所とはいえない位置にある。また、外観はおよそ書店とは思えない洒落た作りで、目立つ看板はない。普段見慣れた「TSUTAYA」とは一線を画す洗練されたオシャレな雰囲気が漂っている。ちなみに、壁面は「TSUTAYA」の「T」が重ねられているユニークなデザイン。

1983年に大阪の枚方にオープンした「蔦屋書店」。目指したのは「本、映画、音楽を通してライフスタイルを提案すること」。その後、若者をターゲットにしていることから、アルファベット表記の「TSUTAYA」に変更。それから約30年、創業当時には若者だった「大人」に向けてオープンした代官山店を、原点回帰の意味も含め、今一度、開業当時に抱いた夢と向き合うために「TSUTAYA」は「蔦屋書店」を名乗る。

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