Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

草間彌生の世界観

草間彌生は10歳の頃より水玉と網模様をモチーフに、幻想的な絵画を制作。1957年に渡米し、巨大な平面作品、ソフトスカルプチャー、鏡や電飾を使った環境彫刻を発表し、ニューヨークを中心にヨーロッパ各地でも活躍。

60年代後半には、ボディ・ペインティング、ファッションショーなど多数ハプニングを行い、映画製作や新聞発行など新たなメディアを使った表現にも着手。1973年に帰国、その後、美術作品の制作発表を続けながら、小説、詩集も多数発表。1994年より「ベネッセアイランド直島文化村」の「南瓜」をはじめとした野外彫刻を手掛けるようになり、松本市美術館、フランス・TGVリール駅前、韓国・平和公園など、世界各地で発表。2006年には第18回高松宮殿下記念世界文化賞絵画部門受賞、また、2009年文化功労者に選定される。

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2011年には大規模な個展がスペイン・マドリードの国立王妃ソフィア芸術センターを皮切りに、フランス・パリのポンピドゥー、イギリス・ロンドンのテート・モダン、アメリカ・ニューヨークのホイットニー美術館を巡回。そして、昨年、「ルイ・ヴィトン」とのコラボが世界的に話題となった。

2012年に大阪国立国際美術館で始まった個展は国内5館を巡回し、大分市美術館、高知県立美術館でも開催予定。2013年は、南米5都市での巡回個展、アジア各地での巡回個展と、大規模な海外個展が続く84歳のバイタリティ溢れる女性である。

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