Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

バロック美術を開花させた画家

バロック期のイタリア人画家であるミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョは、ルネサンス期の後に登場し、カラヴァッジョ/Caravaggioという通称で広く知られ、1593年から1610年にかけて、ローマ、ナポリ、マルタ、シチリアで活動した。

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徹底した写実性と劇的な明暗対比や感情表現で、後にあらゆるバロック期の画家に多大な影響を与えたと言われるイタリアバロック絵画最大の巨匠であるが、その強烈すぎた表現は品位に欠けるとして非難を浴びることも多々あった。

カラヴァッジョは「陰 (oscuro) をキアロスクーロ (chiaroscuro) へと昇華した」といわれている。ちなみに、「キアロスクーロ」とはイタリア語で「明-暗」という意味で、美術においては明暗のコントラストを指す言葉として使用され、それを用いた技法が「明暗法」「陰影法」である。

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