Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

テディベア

シュタイフ社(Steiff)」は、、1880年にドイツで誕生した世界で初めてテディベアを作ったテディベアを語る上で欠かすことの出来ない歴史的なトップブランドである。

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シュタイフ社の生みの親である、アポロニア・マルガレーテ・シュタイフは、1847年7月24日にフェルト産業が盛んな南ドイツの小さな町ギンゲンで四人姉弟の三番目の娘として誕生。彼女は1歳半の時に小児麻痺を患い、右手両足の自由を奪われて生涯車椅子の生活となってしまった。障害を持つ身でありながら、性格は明るく、大変前向きな努力家であった彼女は甥や姪達の面倒見も良く、誰からも好かれる女性に成長した。

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1877年周囲の人達に支えられて「フェルト・メール・オーダー・カンパニー」を設立し、当時流行していたフェルト製品の販売を2人の姉達と始めた。3年後の1880年、義理の妹へプレゼントするために、ファッション雑誌に載っている象のイラストを参考にして、得意のフェルトで針刺しを創った。これが近所で評判となりシュタイフ社へと発展するスタートとなった。

5年後には5000個も生産するほどになり、製品の種類もウマやブタ、ロバなど、いろいろな縫いぐるみへと広がり売上も飛躍的に伸びていった。マルガレーテの仕事場で遊び回っていた甥や姪達が成長すると、やがてシュタイフ社に入社し、会社の発展に欠かせない役割を果たす事になっていく。1902年に甥のリチャード・シュタイフが動物園でスケッチした「くま」を商品化する事を提案。それまでのフェルトの縫いぐるみとは違い、手足のポーズがつけられ、肌触りも良く、抱っこもできる友達のように思える縫いぐるみだった。これが世界で初めて創られた「縫いぐるみのくま」となった。テディベアの原型となる「55PB」の誕生である。ちなみに、「55PB」とは座高が55㎝で、P(Plush:毛の生えた生地)と、B(Beweglich:動かせる)という製品特徴を暗号化したものだった。

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