Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

ワイルド・スピード EURO MISSION

前作のエンドロールの最後に次回作を期待させる気満々のサービスカットがあり、そして、その期待を裏切らないド迫力の作品に仕上がっている人気カー・アクションシリーズ第6弾「ワイルド・スピード EURO MISSION(原題:Fast & Furious 6)」。まさに「スゲェ~」の一言。

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前回、2台のクルマで金庫を引きずりながらの超絶カーアクションを披露し、リオの裏社会を牛耳るボスから見事1億ドルを手に入れたドミニクらは、祖国であるアメリカを追われているものの、犯人引渡し協定のない逃亡先の地で、等分した分け前を元手に家を購入、悠々自適の生活を送っていた。そして、ドミニクの妹ミアと結婚したブライアンには男の子が誕生。束の間の穏やかな暮らしを謳歌していた。

そこに登場したのが、FBI特別捜査官ホブス。ヨーロッパを拠点とする国際犯罪組織の壊滅に手を貸せという。犯罪組織のリーダーであるショウは、元イギリス空挺部隊少佐でプロ中のプロ。まさに、毒を以て毒を制すという発想。そんなことには興味のないドミニクだが、ホブスから手渡された捜査資料には犯罪組織のメンバーに死んだはずの恋人レティの姿が…。「なんでやねん…」ってな心境のドミニク。

第4作の「ワイルド・スピード MAX」で死んだはずのレティ、しかし、前作の「ワイルド・スピード MEGA MAX」のラストにサービスカットで登場し、そして、今回の現場復帰。死んだはずの登場人物が実は生きていた…なんてことはハリウッドにはよくある話なので、ミシェル・ロドリゲスのカムバックを心から喜んであげるくらいの余裕が欲しいところ。奇跡的に命を取り留めたレティは記憶喪失のまま犯罪組織のメンバーという、これまたけっこうありがちの設定だが、観客はそんな些細なことは気にしてはいけない。

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