Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

デュ・パン・エ・デジデ

昨年の夏、ヴィエノワズリー専門店「RITUEL par Christophe Vasseur/リチュエル パー クリストフ・ヴァスール」が東京の自由が丘にオープンした。

そして、11月には青山にフラッグシップストアが誕生したことはお伝えしたので、記憶されている方も多いかもしれない。

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ヴィエノワズリーは、イースト発酵させたパン生地または様々なペイストリー生地を焼いた菓子パンの総称で、クロワッサンに代表されるように、卵やバター、牛乳、クリーム、砂糖などを用い、生地は薄く層化され、朝食や菓子として食べられるのが日常的。

ショップを手掛けたのは、クリストフ・ヴァスール。1967年、オート=サヴォワ県の医師の両親のもとに生まれ、幼い頃からパン職人への夢を抱いたヴァスールは、1996年からパリ在住。貿易関係の仕事に就くも、夢を捨てきれずスーツとネクタイの日々に終止符を打ち、製パン技術の基礎を習得した後、自身が理想とするフランスの伝統的な製パン技術を研究。その製法を独学で学び、復刻する。

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