Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

藍染

日本に古くから伝わる藍染め染色技法を受けつぐ職人集団「リトマス(LITMUS)」。「リトマス」は湘南鵠沼を拠点に、古来から伝わる染色技法「灰汁醗酵建て」による本藍染めを受け継ぎ、素材や概念にとらわれない作品づくりをする職人ユニットである。

「灰汁醗酵建て」とは、藍の葉から4ヶ月程かけてとった「すくも」と呼ばれる染料に、木灰と熱湯を加えてとった灰汁と石灰などを合わせ、微生物の作用に頼りながら自然の醗酵を促し、藍液を作り出して染めつける日本の伝統的な染色技法のことである。一度に大量に染められるインディゴ染めなどの合成藍による染色と異なり、1つ1つが藍液の様子と呼応しながらの手作業によるものだ。

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また、自然の作用に頼りながら行われるため、同じように染めても、生まれてくる藍の青はそれぞれの表情を持ち、どれ1つとして同じものに仕上がることがない。「馴染む」という言葉通り、藍が生み出す青は身につける人それぞれのもとでさらに表情豊かにしていく。

藍染めを紐解いていくとその歴史は深く、古代エジプトのミイラを包む布にも使われており、日本には5世紀頃に伝わったとされ、法隆寺正倉院の宝物の中にも藍による染色作品が多数残されている。時を経て庶民の色となったのは江戸時代のことで、当時普及した木綿との相性が良く、また染め重ねることで生地が丈夫になることで、畑仕事の野良着をはじめ、手拭い、肌着など生活の中に浸透していった。

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