台風一過
今までの大震災や関西を襲った地震や大雨は、ある意味、幸か不幸か蚊帳の外状態だったが、今回は見事に被災者になった。昨日の昼過ぎから停電になり、マンションだけにポンプの影響で断水のダブルパンチ。
夕方くらいまでは比較的楽観的だったが、外に行ってみると近所がすべて停電。夜に近づくともう楽観的ではいられない状況。そして、部屋の中は漆黒の闇。スマホのほのかな明かりだけが心の支え。しかし、バッテリー残量は少なくなるばかり。
スマホのニュースでは詳しい状況は分からないが、関西地方は凄いことになっているようだ。極力トイレも減らし、ただ大人しく寝ているに限る。パソコンでの作業は当然無理。停電が続くとボクの書き物もお休みかな…
朝方、バッテリー残量は30%以下。そして、どういう訳か通信もストップ。「おいおい」ってな感じである。電車は大丈夫みたいなので、停電のない街まで行って、どこかの喫茶店でバッテリーを充電させていただこう…と、意を決して外出。
そういえば、昨日は何も食べていなかった…モーニングと充電で午前中をクーラーの効いた心地良い環境で過ごす。そして、帰宅。マンションの入り口近辺に大家さんの姿。ボクの姿を見て、今、復旧しましたよと、心から望んでいた言葉をかけてくれる。
部屋に戻ると、もう通常の生活が待っていた。テレビも見れるし、シャワーも大丈夫。ホント、ライフラインの大切さが身に染みた1日である。