Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

友禅の可能性

日本を代表する伝統工芸の友禅染め。そして、歴史上、最初に誕生したとされる京手描友禅は、絵画的で色彩の濃い模様が特徴で、京都の扇絵師「宮崎友禅斎」が描く扇絵の画風を着物のデザインに取り入れたことが発祥とされている。

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模様の縁に糊を付け、染料を堰き止めることによって、繊細な色の塗り分けができるようになったことも友禅が発展した理由の1つといわれている。

1つの友禅が完成するまでには、「下絵」「糊置(のりおき)」「引染(ひきぞめ)」「挿友禅(さしゆうぜん)」など、少なくとも約14~15の複雑な工程が必要となる。この各工程を分業し、専門の職人が受け持つことも京手描友禅の特徴。

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