日本最大級のクラシック音楽祭
「La Folle Journee/ラ・フォル・ジュルネ」は、1995年にフランス西部の港町ナントで誕生したクラシック音楽祭。「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」のネーミングそのまま、ヨーロッパの数ある音楽祭の中で最もエキサイティングな展開を見せている。
毎年テーマとなる作曲家やジャンルを設定し、コンベンションセンター「シテ・デ・コングレ」の9会場で、同時並行的に約45分間のコンサートが朝から晩まで繰り広げられる。演奏者には旬の若手やビッグネームが並び、5日間で300公演を開催。好きな曲を選び、1日中、音楽を堪能することができる。
しかも、入場料は6~27EURO(700円~3,000円)という驚きの低価格。これは、「一流の演奏を気軽に楽しんでいただき、明日のクラシック音楽を支える新しい聴衆を開拓したい」というアーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンの意向によるものだ。来場者の6割をクラシックコンサート初体験者が占め、数多くの子どもたちも参加している。
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