SIHH/ジュネーブ・サロンの続報
一昨日、「VAN CLEEF & ARPEL/ヴァン クリーフ&アーペル」の新作フレグランス「フェアリー ルビー オードパルファム」についてお届けしたばかりだが、「ヴァンクリ」の腕時計のポエティック コンプリケーションは毎年の楽しみの1つである。今年の「SIHH/ジュネーブ・サロン」でも、文字盤に詩心にあふれる世界が展開された。
ある時は宇宙の神秘を、また、ある時は情感あふれるストーリーを文字盤に出現させ、文字通りに時計を詩的な芸術品に仕立て上げる「ヴァンクリ」。ジェムセッティングもハイジュエラーらしい素晴らしさで、時計に華やな彩りと輝きを与えている。
「Lady Arpels Ronde des papillons/レディ アーペル ロンド デ パピヨン」は、ただ眺めているだけでもワクワクするが、それが時計のメカニズムと結びついているだけに時計として秀逸であることは間違いない。
文字盤のセンター付近には、雲のモチーフが置かれ、蝶とツバメも配されている。漫然と眺めているとわずかに蝶も燕も動き出し、蝶が隠れると別の蝶が現れる。その後、都合3匹の蝶が1時間のうちに現れ、文字盤の上を動き、それに連れてツバメも少しずつ動く。
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