Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

ヤン・ファーブル

「昆虫記」で知られるジャン=アンリ・ファーブルを曽祖父に持つベルギー人のヤン・ファーブル/jan fabreは、現代を代表するアート界の巨匠であり、美術、演劇、ダンスの振り付け、詩作などあらゆる芸術に精通しており、奇才と呼ばれる人物である。

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1958年にベルギーアントワープに生まれたヤン・ファーブルは、アントワープ王立美術アカデミーおよびアントワープ市立美術工芸研究所に学び、長きにわたる創作活動の中で、同じキャラクターやシンボル、また、モチーフを繰り返し用いることで独自の世界観を構築し、国際的評価を確固たるものとした。

なお、日本では1991年のグループ展以来、数多くの展覧会を行っており、「金沢21世紀美術館」には彼の作品が幾つか所蔵されている。

現在、彼の展覧会「Tribute to Hieronymus Bosch in Congo(2011-2013)/邦題:ヒエロニムス・ボスとコンゴ-ボスを讃えて」が、9月23日まで「エスパス ルイ・ヴィトン東京」で開催されている。

この展覧会は、19世紀から20世紀にかけて、ファーブルの母国ベルギーがコンゴに対して行った植民地政策の歴史を題材としている。

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