家具デザイナー
イギリス人の父とフランスとラトヴィアの混血の母を持つプロダクト・デザイナーのトム・ディクソンは、1959年にチュニジアで生まれ、1963年にイギリスに移住した。
1980年にチェルシー・アートスクールを6ヶ月で中退。その後、クラブDJやパンクバンド「Funkapolitan」のベーシストとしてミュージシャンなどをしながら生計を立てていたが、事故により破損したバイクの修理をきっかけに独学で溶接の技術を取得した。
その後、溶接技術を生かし、街中で見つけてきた廃品などでオブジェや家具を製作するようになり、その作品が知人たちの間で評判になり、家具デザイナーの道に進むという変わり種。
1984年にはロンドンで始まったデザインのムーブメント「クリエイティブサルベージ」の創立に関り、彼らの活動は当時停滞していたイギリスのデザインシーンに活気をもたらした。
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