ISSEY MIYAKE
三宅一生は多摩美術大学図案科在学中に日本ではじめての世界デザイン会議開催に際し、「衣服デザインが含まれていないのはなぜか」と投書。衣服をファッションではなくデザインとして捉える視点に注目が集まった。
1970年に「三宅デザイン事務所」を設立。1971S/Sシーズンに「ISSEY MIYAKE」としてニューヨークにてコレクションを発表。そして、1973年からはパリでプレタポルテ・コレクションを発表した。
1970年代、日本はもちろん、世界の伝統的な技術を受け継ぐ職人のもとを訪れ、失われつつある糸、染め、織りなどの技術を研究、モダンなデザインとして蘇らせる協働制作プロセスを確立した。
三宅一生の服づくりは、創業当初から現在に至るまで「一枚の布」という考え方に貫かれているが、この考えのもと、1本の糸からオリジナルな素材を開発しながら、身体と、それを覆う布、その間に生まれる「ゆとり」や「間(ま)」の関係を追求している。
※続きはこちらでご覧ください