Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

ディオールと私

ラフ・シモンズが初めて手掛けた「ディオール」のオートクチュールコレクションの舞台裏に迫るドキュメンタリー「ディオールと私 (原題:Dior and I )」が、2014年4月にニューヨークのトライベッカ映画祭で上映された。なお、日本公開は2015年3月に決定した。

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フレデリック・チェン監督によるこの作品は、トライベッカ映画祭でコンペティションのオープニングナイトドキュメンタリーとして公開。ラフ・シモンズがディオール就任後、初となるオートクチュールコレクションの舞台裏を描いたドキュメンタリーは、数々の伝説に彩られたメゾン、「クリスチャン・ディオール」の世界へと観客を誘う。そこには、オートクチュールを支える多くの人々が、苦労を厭わず献身的に仕事に取り組む姿がある。プレッシャーにさらされるファッション界の日常と、ブランドの象徴的な過去との不思議な共鳴を織り交ぜながら展開される映画は、ラフ・シモンズのビジョンを形にする職人たちへ、色鮮やかにオマージュを捧げる作品にもなっている。

この作品は、通常は公開されていないところまで踏み込み、ラフ・シモンズがデビューコレクションを完成させるまでのストレスフルな8週間を記録している。アーティスティック・ディレクターであるラフ・シモンズのクリエイティブなプロセスから、疲れを見せず精力的に作業するアトリエの職人たちまで、デザインハウス内部で行われる作業を映し出しながら、オートクチュールに携わる人々、彼らの仕事、そして、「クリスチャン ディオール」の伝説を結ぶ絆を深く掘り下げている。

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