アルゼンチン・タンゴ
タンゴはポピュラー音楽及びダンスの一形態で、カンドンベ、ミロンガ、ハバネラなど複数の音楽が混ざり合って19世紀半ばにブエノスアイレス、モンテビデオ近辺のラ・プラタ川流域で生まれたとされている。
ちなみに、カンドンベとは太鼓を基にしたウルグアイの音楽様式で、ウルグアイの首都であるモンテビデオのアフリカ系住民によって開始されたとされており、ミロンガはアルゼンチン、ウルグアイ、ブラジル南部の音楽のジャンルで、その音楽によって踊られるダンスの形式をいう。そして、ハバネラは特徴的なリズムを備えたキューバの民俗舞曲およびその様式で、キューバ音楽の最も古い大黒柱であり、世界中に送り出された最初のキューバ舞曲である。
日本では、タンゴがヨーロッパに渡って変化したものを「コンチネンタル・タンゴ」または「ヨーロッパ・タンゴ」と呼び、それに対して元来のものを「アルゼンチン・タンゴ」と呼んで区別することが多い。
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