Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

ヘルムート・ニュートン

写真家のヘルムート・ニュートンは、1920年にドイツ・ベルリンの裕福なユダヤ人家庭に生まれた。12歳で既に自分自身でカメラを買い、写真を撮り始めた。彼はマーティン・ムンカッチのルポルタージュに魅了され、自身も写真家を志すようになる。

そして、1936年からベルリンのファッション及び演劇専門の女性写真家エルゼ・ジーモン(Else Neulander Simon)の見習いになり写真を学び始め、アシスタントとして自身のキャリアをスタートさせた。

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しかし、ドイツでユダヤ人排斥運動が起こると国外へと亡命し、シンガポールで短期間「ストレーツ・タイムズ社」の写真家として働くが、1940年にオーストラリアで市民権を獲得した。

戦後はフリーのカメラマンになり、作品は「PLAYBOY誌」を始めとする雑誌に掲載されるようになる。1952年には「ヴォーグ」オーストラリア版で仕事を始め、1956年にイギリス版「ヴォーグ」誌と契約し、ロンドンに移り住んだ。

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