マニュエル・ルグリ
マニュエル・ルグリはフランス・パリ出身のバレエダンサー。優れた音楽性に加えて、踊りについての天性の能力があるといわれ、バレリーナのサポート役としても抜群の安定感のあるダンサーである。
8歳からバレエのレッスンを受け、11歳でパリの国立専門学校「オペラ座バレエ学校」に入学。16歳でオペラ座バレエ団に入団すると、翌年にはコリフェに、その翌年にはスジェに昇進。
1986年、巡演先のニューヨーク・メトロポリタン歌劇場で、ルドルフ・ヌレエフ振付「ライモンダ」の主役ジャン・ド・ブリエンヌを踊った後、当時同バレエ団の芸術監督であったヌレエフの意向により、第一舞踊手(プルミエ・ダンスール)を経ずにエトワールに任命された。このとき若干21歳。このルグリのエトワール昇格は、広範な才能を持ち、多彩なレパートリーを生み出し続ける新しいスターの誕生を世に知らしめるものであった。
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