Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

アレクサンダー・カルダー

アレクサンダー・カルダーは、アメリカの彫刻家であり、現代美術家。動く彫刻「モビール」の発明と制作で知られている。「モビール」や「スタビル」と呼ばれる抽象彫刻のほか、絵画、リトグラフタペストリー、ジュエリー、玩具などさまざまな分野で創作活動を展開したアーチストである。

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カルダーは代々高名な彫刻家であった家系に生まれたが、若い頃は職人を志向して機械工学の勉強をしてエンジニアとなった。芸術家の道に転向してからは「素描(ドローイング)」を学び、第一次世界大戦後のパリに出てからは得意の一筆書きを生かした針金彫刻を始め、金属を使った抽象彫刻を制作した。

素描を勉強している頃、彼はタブロイド新聞社でスポーツなどの記事の挿絵の仕事をしていた。そして、そのときに取材に行ったサーカスですっかり魅了され、サーカスを描いた無数のスケッチや、サーカスの動物や芸人を題材にして針金を巻いて作った彫刻を作った。

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