Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

マッスル・ショールズ

ウィルソン・ピケットの「ダンス天国(Land Of 1,000 Dances)」、ステイプル・シンガーズの「アイル・テイク・ユー・ゼア」、パーシー・スレッジの「男が女を愛するとき(When A Man Loves A Woman)」、ローリング・ストーンズの「ブラウン・シュガー」、ポール・サイモンの「コダクローム」、アリーサ・フランクリンの「アイ・ネヴァー・ラヴド・ア・マン」、クラレンス・カーターの「パッチェス」などなど。これらの大ヒット曲をすべて生み出したのがマッスル・ショールズにある録音スタジオ。

アメリカ深南部アラバマ州にある小さな街、マッスル・ショールズ。「コットン・フィールド(綿花畑)」と森と川しかない、つまり何もない所にリック・ホールという男が音楽スタジオを建てた。1950年代後期に作られたスタジオの名は「フェイム・スタジオ」。フローレンス・アラバマ・ミュージック・エンタープライズの頭文字を取った「FAME」である。そのスタジオはいつしか土地の名前で「マッスル・ショールズ・スタジオ」と呼ばれるようになった。

f:id:pleasegoodtimes:20140711232038j:plain

ここからは1960年代に入って多くのソウル、さらにカントリーのヒット曲が誕生。それらを受けて世界中からこのサウンドを求めてプロデューサー、ミュージシャンたちがマッスル・ショールズに集結するようになり、「マッスル・ショールズ・サウンド」は世界的な音になっていった。

※続きはこちらでご覧ください。