グランド・ブダペスト・ホテル
1932年、格式高い「グランド・ブダペスト・ホテル」には、「伝説のコンシェルジュ」と呼ばれるグスタヴ・Hがいた。究極のおもてなしを信条とする彼は、宿泊のマダムたちの夜のお相手もこなし、多くの客が彼を目当てにホテルを訪れる。
しかし、彼の人生は一夜にして変わってしまった。長年懇意にしていた「マダムD」が殺され、貴重なルネッサンス時代の絵画と莫大な遺産争いに巻き込まれたのだ。ベルボーイのゼロとともにコンシェルジュ・ネットワークを駆使するグスタヴは、誇りをかけて謎を解き、ホテルの威信を守ろうと大戦前夜のヨーロッパ大陸を飛び回る。
現代から60年代、そして、大戦前夜という3つの時代を結ぶ壮大な冒険ミステリー叙事詩が始まる。ウェス・アンダーソン監督独特のユーモアに、究極のプロフェッショナル達の誇りと絆、師弟を越えた信頼を織り交ぜて描かれた超一級のエンタテインメント「グランド・ブダペスト・ホテル(THE GRAND BUDAPEST HOTEL)」がついに本日公開された。
この作品は、2月6日より開催された第64回ベルリン国際映画祭にてコンペティション部門出品、オープニング上映作品に選ばれ、銀熊賞/審査員グランプリに輝いた。
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