サンクトガーレン
「サンクトガーレン」はラインナップも豊富でユニークなビールが揃っている。そして、2月27日より長野県伊那市高遠の桜の花・桜の葉を使ったビール「さくら」が数量限定で発売される。通常、ビールは大麦麦芽を使用するが、このビールは小麦麦芽を主原料に使用。小麦は大麦よりもタンパク質が多いため、柔らかく優しい口当たりに仕上がっている。ビールの苦味の基になるホップの使用を抑え、高遠の桜の花びらと葉で風味付けをした。なお、使用しているのは桜茶などにも使われる食用のものである。
「サンクトガーレン」から秋冬限定で発売しているアップルパイ風味のビール「アップルシナモンエール」が長野県伊那市のりんごを使用していることが、ビール「さくら」の誕生のきっかけとなった。長野県伊那市はりんごだけでなく、同市内の高遠町にある桜が「天下第一の桜」と称され「さくら名所100選」にも選ばれるほど全国的にも有名。その高遠の桜を使ったビールを作ってほしいという伊那市長の要望により、試行錯誤を繰り返しながら作られたのが「さくら」。
なお、日本の酒税法ではさくらがビールの原料に認められていないので、表記は「発泡酒」。麦芽率は高いので酒税はビール同じ。「節税型発泡酒」とは一線を画している。ほんのり桜餅風味で、今年のお花見シーズンにぴったりのビールであることは間違いない。是非、本物の桜を眺めながら飲みたいものだ。
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