マーク最後のルイ・ヴィトン
マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)が、16年間働いた「ルイ・ヴィトン」を去ることが2014年春夏コレクションショーの終了後に発表された。
マークと彼の長年のパートナーであるロバート・ダフィーは今後、マーク ジェイコブス社の「株式公開(IPO)」を視野に入れながら、自身のブランドに注力するという。同社の株式の過半数以上を保有している「LVMH」は、3年以内のIPOを目指す予定。
マーク・ジェイコブスの退任は、数週間前からファッション業界では噂されており、そんな中で迎えた「ルイ・ヴィトン」の2014年春夏コレクションのランウェイショーは、10月2日にいつも通りルーブル美術館の中庭に設けた特設テントでスタートした。
しかしながら、コレクション会場はいつも以上に広大で、そこにはエレベーター(11-12年秋冬)やメリーゴーランド(12年春夏)、エスカレーター(13年春夏)や噴水などを全て漆黒で配置された空間。これまでショーのたびに設けてきた大掛かりな仕掛けが目白押し状態。一目見ただけで「ルイ・ヴィトン」からマークへの感謝に溢れていることが伝わる会場だったという。
異色の豪華会場をランウェイに、モヒカンをイメージさせるヘアスタイルで黒い服を纏ったモデル達が次々と登場。フィナーレにはこれまで同様マーク・ジェイコブスが現れ、客席から大きな拍手が送られ、ショーのラストではマークは涙を流しながら挨拶をした。
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