Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

BOOKMARC/ブックマーク

親日家であり「僕がデザイナーとして成功できたのは日本の消費者のおかげ」とコメントしているマーク・ジェイコブスは、1963年にニューヨークに生まれた。1981年にパーソンズに入学し、在学中からペリーエリス賞などさまざまな賞を受賞。また、自身で作ったハンドニットのセーターをブティックに売るなど活躍した。

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1986年、米国オンワード樫山の支援で自らの会社を立ち上げ、「マーク・ジェイコブス」ブランドで初のコレクションを開催。1987年にはCFDAの新人デザイナー賞を最年少で受賞。その後、CFDAのウィメンズ・デザイナー・オブ・ジ・イヤーを2度受賞している。

1988年にパーソンズを卒業後、「ニュークラシック(新古典)」といわれるファッションスタイルを確立した「ペリー・エリス」に入り、レディーススポーツウェア(カジュアルウェア)のデザインを監修するようになり、若くしてニュヨークを代表するデザイナー「ペリー・エリス」の後継者となる。ちなみに、「ペリー・エリス」には同時期にトム フォードが在籍していた。

徐々に普及していたグランジファッションがもつダウン・ビートに影響を受け、素材を生かしたレイヤードデザイン、「グランジ・コレクション」を「ペリー・エリス」のコレクションで発表し、好評を博す。しかし、保守的なエリスの顧客にはマーク・ジェイコブスのデザインは受け入れられず、コレクションラインを終了、契約中に解雇されることになった。

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