Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

ウルヴァリン:SAMURAI

ワイルドな風貌に宿した孤高の魂、あらゆる物質を切り裂く爪、驚異的な治癒能力に支えられた不老不死の肉体を持つ、「X-メン」シリーズの人気キャラであるウルヴァリン。前作の「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」では南北戦争以前から生き続けていることが明かされたが、今回スピンオフ作品の第2弾は原爆投下時の長崎に居合わせたことでストーリーが展開する。

ウルヴァリンにはトレードマークのカギ爪と並ぶもう1つの武器、治癒能力がある。その効果ゆえに彼はミュータントのままあらゆる時代を生きねばならない。それは永遠の孤独に等しい悲しすぎる宿命と言える。

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今回の作品の舞台はほとんどが日本。東京都港区の増上寺をはじめ、新宿、秋葉原、上野、アニメ「崖の上のポニョ」のモデルにもなった広島県福山市の鞆の浦など、日本の各地で大掛かりなロケーションが実施され、公開前から大きな話題になった。

例によって、ハリウッド映画お馴染みのユニークな「日本」が登場したり、地理的矛盾も多々あるが、そんな事を気にしていてはダメ。「北の玄関口」上野駅から新幹線に乗って長崎方面に向かうというのもご愛嬌である。また、増上寺での葬式シーンなどで警備の人間が堂々とマシンガンを構えていたりするツッコミどころもそっとしておこう。

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