Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

SAMURAI BLUE

サッカーの国際親善試合であるキリン・チャレンジカップの日本代表-ブルガリア代表戦が、昨日、愛知の豊田スタジアムで行われ、日本は0-2で敗れた。3月のワールドカップブラジル大会アジア最終予選でのヨルダン戦に続く黒星で、ザッケローニ体制では初の連…

アートアクアリウム展

2011年の2月に神戸・元町の大丸ミュージアムKOBEで開催されていた「アートアクアリウム展 ~神戸・金魚の美~」という展覧会に行った。会場のオシャレなアクアリウム空間は、江戸時代より愛玩用として日本人に親しまれてきた金魚にスポットが当てられ、金魚…

東西の展覧会

イタリア盛期ルネサンス期の彫刻家、画家、建築家、詩人であり、西洋美術史上のあらゆる分野に大きな影響を与えた芸術家のミケランジェロ・ブオナローティ。ミケランジェロ自身が本業と考えていた彫刻分野以外の作品は決して多くはないにもかかわらず、様々…

夏の香り

梅雨入りした地域もあり、これからの季節は汗ばむ機会も多い。けっこう匂いにも気を遣う季節である。そこで、新作のフレグランスを幾つかをご紹介する。コティから、7月に「カルバン・クライン」の新作フレグランス「ダウンタウン」が発売される。「カルバン…

Grace of Monaco

1929年にペンシルベニア州フィラデルフィアのアイルランド系カトリックの裕福な家に生まれたグレース・ケリー。父のジョン・ブレンダン・ケリーは貧困層出身であったが、一代で建築業をもって成功した億万長者でオリンピックボート競技金メダル選手。そして…

ウルの牡山羊

シガリット・ランダウは1969年エルサレムに生まれ、イギリスやアメリカで数年を過ごした後、現在はテルアビブを拠点に活動するイスラエル人アーティスト。2011年には第54回「ヴェネツィア・ビエンナーレ」にイスラエル館代表として参加、「One Man's Floor i…

藁の楯

三池崇史は多彩な監督だ。現在は日本映画大学である横浜放送映画専門学院出身の三池の師である今村昌平は、同校の創設者であり、カンヌ映画祭のパルムドールを2度受賞している映画監督。自分にできることを自分らしくやればいいんじゃないか…と、今村に教え…

ねこ歩き

私はネコ好きだ。生まれたときから「ミーコ」というネコがいた。ずっと身近にネコのいる生活をしていたので、ネコのいる風景が自然なのだ。しかし、ネコのいない生活の方が長くなったしまった。もっぱら近所のペットショップでネコを眺めながら、寂しい心を…

ものづくりとイベント

靴産業の発祥の地であり、今もなお皮革や靴の問屋や町工場、ショールームの多い浅草は、100年以上の歴史を持つ「ものづくりの街」である。マンションや民家のすぐ隣には町工場や問屋街があり、人々の暮らしに密着した存在。また、近年は靴やファッションの専…

コンスタンチン・グルチッチ

以前、とあるインテリアショップで見かけたワゴンが印象的で心に残っていた。同一形状のプラスチックトレイを、軸の棒を中心に360°くるくると回転させて出し入れできるキャスター付ワゴンだ。このワゴンはドイツ出身のインダストリアルデザイナーであるコン…

ラコステ

1933年に元プロテニス選手のルネ・ラコステが、当時フランスで最大のニット製造会社のオーナー社長のアンドレ・ジリエと共にポロシャツを製造するアパレル会社を設立し、誕生したのが胸にワニのマークが燦然と輝くポロシャツが有名な「ラコステ(Lacoste)」…

レクサスブランド

レクサスは、1989年よりアメリカ国内で展開が開始されたトヨタの高級車ブランド。日本の自動車メーカーによる高級車ブランドとしては、1986年よりホンダの「アキュラ」、トヨタと同時期から日産の「インフィニティ」が北米市場を中心に展開した。それまでの…

曾根崎心中付り観音廻り

人形浄瑠璃文楽が現代美術作家によって「舞台芸術」となり、2013年9月から10月の1ヶ月間、欧州で公演されることになった。能舞台を作品化するなど、近年伝統芸能に意欲的に取り組んできた杉本博司が、近松門左衛門の代表作「曾根崎心中付り観音廻り」に独自…

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点

待望のシリーズ第2作、ススキノの裏も表も知り尽くした探偵の活躍を描いた「探偵はBARにいる」が帰ってきた。酒と美女を愛する探偵とそんな彼に飄々と寄り添う腕っぷしの強い相棒兼運転手の高田のコンビは今回も健在だ。そんな2人が挑む事件は、前作に比べか…

レオナルド・ディカプリオ財団

今年の3月にはクエンティン・タランティーノ監督作品「ジャンゴ 繋がれざる者」に主演したレオナルド・ディカプリオがプロモーションのために来日した。来日中のテレビインタビューで、フジテレビのカトパンこと加藤綾子アナの「モノマネはできますか?」の…

クリスチャン・ラクロワ

ゴージャスで派手好きにはクリスチャン・ラクロワのファッションが好きな人が多い。色彩は強いピンク、真っ赤なものが多く見受けられ、デザインはいかにもラグジュアリーで、スパンコールやビーズをふんだんに扱ったものを好むデザイナーである。クリスチャン…

アメリカン・ポップアート

ポップアートとは、1960年代に盛んになった大量生産・大量消費の大衆文化を主題とする一連の芸術動向を指す。この語が最初に登場したのは1950年半ばのイギリスにおいてであり、戦後間もなく米軍兵士らと共に持ち込まれたアメリカの雑誌の切り抜きで作られた…

オートクチュール

高級仕立服のことを「オートクチュール(haute couture)」という場合が多い。確かにフランス語で「haute(オート)」は「高い」「高級」を意味する形容詞「 haut(オー)」の女性形、「couture(クチュール)」は「縫製」「仕立て服」のことで、高級仕立服を意味…

ティファニー/Tiffany

「ティファニー」は、チャールズ・ルイス・ティファニーとジョン・B・ヤングの2人によって1837年に創業された、今では世界的に有名な宝飾店。最初の店はニューヨークのブロードウェイ259番地で開業。この店は、当時一般的な「時価」でなく「各商品に値札をつ…

母の日

オヤジ世代の学生時代は、今のように携帯電話もなければメールもない。多感な年頃の男の子が色気づくと、ラブレターなるものを書いた経験のある人も少なくないだろう。しかし、夜中に必死で書き上げた力作を、翌朝冷静に読み返してみると急に恥ずかしさが込…

ラストスタンド/THE LAST STAND

お帰り!シュワちゃん。アーノルド・シュワルツェネッガーの記念すべき復帰作「ラストスタンド」は、「ターミネーター3」以来、10年ぶりの主演作品。「エクスペンダブルズ2」のトレンチ役で軽い肩慣らしをした後での完全復帰作は、現代版西部劇とも言えるア…

アマン・カナルグランデ・ヴェニス

ホテル界最高のブランドであり、世界中のトラベラーが一度は訪れたい憧れの存在であるアマンリゾート」。いつしか「スモールラグジュアリーホテル」の代名詞として、また、「究極の隠れ家」と称されるようになった。泊まった客が「アマン」のサービスを味わ…

新しいユニフォーム

ヴィヴィアン・ウエストウッドは、イギリスのファッションデザイナーであり、反逆性とエレガンスを兼ね備えたアヴァンギャルドなデザインで知られている。イングランド中部ダービーシャーで、ヴィヴィアン・イザベル・スウェアとして生まれ、若い頃は美術教…

隔週刊のデジタル雑誌

大日本印刷から、隔週刊のデジタル雑誌「HEAPS(ヒープス)」を5月下旬に創刊することが発表された。映像や音声に加え、次号の発刊まで毎日情報を更新する機能などを付加した、新しい形のデジタル雑誌の実証実験を行うのが狙い。「HEAPS」は、ニューヨークを…

リカルド・ティッシ

「ジバンシィ (GIVENCHY)」 は、ユベール・ド・ジバンシィが1952年に設立した、ご存知フランスのファッションブランド。現在は、ディオールやフェンディなどと同じLVMH系列に属し、LVMHグループではディオールに次いで2番目に大きい部門となっている。有名な…

母の日のプレゼント

次の日曜日は「母の日」。日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表す日として知られ、日本やアメリカでは5月の第2日曜日に祝う。「母の日」の起源については世界中で様々であり、日付も異なる。アメリカでは南北戦争終結直後の1870年に、女性参政権運動家ジュ…

国民栄誉賞の2人

久し振りに見る背番号3の長嶋茂雄氏と背番号55の松井秀喜のジャイアンツのユニフォーム姿。ジャイアンツファンでなくても何となく胸にジ~ンとくる光景である。バッターボックスにはミスターが片手でバットを構え、マウンドには松井が立つ。松井のボールを受…

北大路魯山人

1983年から連載が開始された「美味しんぼ」という漫画を昔はよく読んでいたものだ。「食」をテーマとして毎回様々なストーリーが展開される「美味しんぼ」は、グルメ漫画及び日本のグルメブームの火付け役となった作品と言っても過言ではない。また、題材と…

ランボ50周年

先月、友人と心斎橋界隈を探索した時に、御堂筋沿いにあるランボルギーニのショールームを発見し、何の躊躇なく入店する。近くにあるフェラーリやベントレーのショールームとはどこか違う、異様な空気感が漂うショールームだ。すべてが高価なスーパーカー(…

ハイメ・アジョン

デンマーク語で「静けさ」を意味する「Ro(ロオ)」と名付けられたチェアは、日々の喧噪から離れ自分自身へと戻る時間や空間、静かに考え瞑想する機会をもたらす家具を作りたいという思いから誕生。「フリッツ・ハンセン」社とともに開発に取り組んだデザイ…