Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ミュシャ展

アルフォンス・マリア・ミュシャは、オーストリア帝国領モラヴィア(現代のチェコ)出身の19世紀末を代表する画家であり、アール・ヌーヴォー様式の巨匠の1人として日本でも幅広い人気を誇る作家である。多くのポスター、装飾パネル、カレンダー等を制作。ミ…

衣装とアカデミー賞

未だ興奮の余韻が残る第85回アカデミー賞授賞式。今回、1人の日本人がノミネートされており注目されていた。「白雪姫と鏡の女王」で衣装デザイン賞候補に挙がっていた石岡瑛子さんだ。グラフィックデザイナー、アートディレクターとして活動した後に独立し、…

第85回アカデミー賞

20世紀初頭のハリウッドを舞台としたモノクロのサイレント映画「アーティスト」が作品賞、監督賞、主演男優賞を受賞し、また、メリル・ストリープが「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」で29年ぶりとなる主演女優賞を受賞したことも話題となった昨年のア…

若いアイドル

すっかりオヤジになってしまったので、最近の流行にはついていけないところがある。AKB人気は多少理解することは出来るのだが、「きゃりーぱみゅぱみゅ」「ももいろクローバーZ」などに関しては、どうして人気があるのか分からない。きっと若年層を熱中させ…

チョット気になるランジェリー

最近、ちょっとセクシーなTVCMが話題になっている。AKB48の小嶋陽菜が登場する女性用下着通販会社「PEACH JOHN(ピーチ・ジョン)」のCMだ。とあるパーティ会場にリムジンで登場した小嶋が、車から降りようとした際に着ていたロングドレスの裾がドアに引っか…

ダイ・ハード/ラスト・デイ

最も不運なタイミングで、最も不運な場所に居合わせる、最も不運な男ジョン・マクレーン。まだ髪の毛のあるブルース・ウィリスがスクリーンで大暴れした「ダイ・ハード」から四半世紀。前作から6年ぶりに制作されたシリーズ5作目のタイトルは「ダイ・ハード/…

TOD'S

以前はイタリアのプロサッカーリーグ「Serie A(セリエA)」インテル・ミラノの役員だったディエゴ・デッラ・ヴァッレ。彼は2002年にトスカーナ州フィレンツェを本拠地とするフィオレンティーナの破産を受けて新たに設立されたフロレンティア・ヴィオラの経…

シネ婚

先月、映画コメンテーターの有村昆と元日本テレビキャスターの丸岡いずみの、様々な映画をモチーフにした演出の「シネ婚」披露宴が話題になった。桂由美デザインのウエディングドレスは映画「ローマの休日」のオードリー・ヘプバーンをモチーフにした純白ド…

クラウディオ・ コルッチ

ハッとするような色彩感覚とダイナミックな曲線美、大胆な素材遣いによる独創性の高いデザインに定評があるデザイナーのクラウディオ・ コルッチ。彼は、1965年にスイス・ロカルノに生まれたスイス人とイタリア人のハーフ。幼少期を大自然に囲まれたスイス・…

ドキュメンタリー映画2作品

今年の5月には、上質のドキュメンタリー映画が2本公開される。靴にフォーカスした「私が靴を愛するワケ」とイームズ・チェアで有名なチャールズ・イームズとその妻レイのイームズ夫妻の素顔に迫る「ふたりのイームズ:建築家チャールズと画家レイ」だ。いつ…

サロン・ド・シマジ

葉巻が似合う人物として、ウィンストン・チャーチルが思い出される。そう、ナチスに対して一歩も引かなかった第二次世界大戦時のイギリス首相である。20代前半にキューバにゲリラ戦を視察に行き、葉巻とシエスタの味を覚えてしまったチャーチル。90歳と2ヶ月…

ベントレーのスキー板

冬のスポーツにはまったく縁のなかった人生だけに、恥ずかしながら今まで1度もスキーをしたことがない。もちろん、スキー板にも興味はない。しかし、ベントレーの名を冠したスキー板があるという情報には食指が動いた。プロが用いるような特別なテクニックな…

グスタフ・クリムト

前世紀末のウィーンで新しい芸術の波を先導し、多くの非難や中傷を受けながらも、みずからの表現を追求し続けた帝政オーストリアの画家グスタフ・クリムト。時代の反感をかいながらも、徐々に彼の作品は見るものを虜にし、現在に至っては最も人気のある画家…

ロエベ

「石の上にも三年」という諺がある。「三年すわり続ければ暖まる」ということから、辛くても我慢して続ければ必ず成功する。 また、辛抱強く根気よく勤めることが大切、という意味だ。2010年2月15日から休むことなく続けてきた「日々雑感」が三周年を迎えた…