Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

ルーヴル美術館展 肖像芸術

5月30日から9月3日までの期間、「国立新美術館」企画展示室1Eで、「ルーヴル美術館展 肖像芸術 人は人をどう表現してきたか」が開催される。また、巡回展として、9月22日から2019年1月14日まで、「大阪市立美術館」で開催される予定。

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人の似姿を描く肖像は、スマホの高性能カメラで意のままに自分を撮ることが当たり前となった現代社会において、いまや最も身近な芸術といえるかも知れない。しかし、一方で肖像は最も長い歴史を持つ芸術ジャンルでもある。

この展覧会では、3000年以上も前の古代メソポタミアの彫像や古代エジプトのマスクから、19世紀ヨーロッパの絵画・彫刻まで、きわめて広範にわたる時代・地域の作品を対象としながら、肖像が担ってきた社会的役割や表現上の特質を浮き彫りにする。身近でありながら、奥深い肖像芸術の魅力に迫る本格的な展覧会である。

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