Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

写真展あれこれ

今年の9月、「CHANEL/シャネル」銀座ビルディング4階の「シャネル・ネクサス・ホール」では、レイモン・ドゥパルドンの写真展「DEPARDON/TOKYO 1964-2016」が開催された。

f:id:pleasegoodtimes:20171114064540j:plain

報道分野において数多くの作品を残しているフランス出身の写真家レイモン・ドゥパルドンは、世界最高の写真家集団といわれる「マグナム・フォト」に所属し、チャド内戦やオリンピックなど、世界中の大きなニュース・名場面をカメラに収めてきた。1973年には、アメリカ海外記者クラブとライフ社が創設したロバート・キャパ賞を受賞している。

1964年には、東京オリンピック取材のために来日。当時22歳のドゥパルドンだったが、独自の鋭い観察眼や優れた画面の構成力を発揮し、2,000点にも及ぶモノクロ写真を残した。以後、メキシコ、ミュンヘンモントリオールと歴代オリンピックを写真に収め、1980年モスクワ大会までの作品をまとめた写真集「J.O.」は、ロングセラーとなる人気作品となっている。

※続きはこちら