Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

新作映画あれこれ

6才のボクが、大人になるまで。」や「恋人までの距離(ディスタンス)」から始まるビフォア・シリーズのリチャード・リンクレイター監督による最新作「エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に」が、11月に「新宿武蔵野館」「ヒューマントラストシネマ渋谷」ほか全国で公開される。

f:id:pleasegoodtimes:20160825215654j:plain

この作品は、1980年代の大学野球部を舞台に描いた青春群像劇。野球推薦で入学した主人公のジェイクが、野球部の個性豊かなチームメイトや、恋愛、パーティ、お気に入りの曲などを通して、少しずつオトナになっていく姿が描かれる。

永遠には続かない、それでも色褪せることのない青春の断片を見事に切り取ったこの作品は、1970年代の高校卒業式前夜を描いたリンクレイター監督の出世作「バッド・チューニング」や、1人の少年が大学生になるまでを12年間かけて撮影したオスカーノミネート作品である「6才のボクが、大人になるまで。」の精神的意味での続編とも言える作品で、オトナへの扉をあける青春の甘酸っぱいひと時を描いている。

※続きはこちら