Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

ブルガリの130年

東京国立博物館 表慶館」において9月に開幕した「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」展。アンディ・ウォーホルに「僕にとって、ブルガリのお店に行くのは最高のコンテンポラリーアート展に行くようなもの」と言わしめた、美と革新を兼ね備えたジュエリーを展開してきたブランドの軌跡を振り返るゴージャスな展覧会も11月29日に閉幕。

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イタリアンジュエラーとして名高い「ブルガリ」だが、そのルーツは19世紀のギリシャに遡る。代々銀細工師の家系で会った同家の11番目の子として生まれたソリティオ・ブルガリは、当時内乱で情勢が不安定であった祖国を逃れ、イタリア・ローマに移住。

1884年にシスティーナ通りに初めて店を構えたのが、「ブルガリ」のストーリーの始まりである。ブルガリの代表的なコレクションの中に、蛇であったりメダリオンであったり、どこかエキゾチックな要素が登場するのはこのような「ブルガリ」創設の背景によるものかも知れない。

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