Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

エミール・ガレ

アール・ヌーヴォー」を代表するフランスのガラス工芸家、陶器・家具のデザイナーとして知られるエミール・ガレは、1846年にフランス北東部ロレーヌ地方ナンシーで、ガラス器・陶器の卸売を営んでいた両親のもとに生まれた。

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父親の教育方針により、ナンシー・リセ(高等中学校)に入学後は、哲学、修辞学、古典を学び、特に詩作において非凡な才能を見せた。これら文学に対する教養は、後のガラス制作においてもインスピレーションの源となったことは間違いない。また、学校の外ではデッサンや風景画の手ほどきも受け、当時高名なD.A.ゴドゥロン教授のもと、専門的に植物学を学んだ。ナンシーの美しい自然とそれらへの深い愛情に、豊かな教養と知的探究心が融合し、幾重にも層をなして彼のアイデンティティーを形成した。

1878年には、パリ万国博覧会に独自に開発した酸化コバルトによって淡青色に発色させた素地の「月光色ガラス」や陶器を出品し、銅賞を受賞。また、庭園装飾のための陶器でも銀賞を受賞した。

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