Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

シャネル「No.5」の新作フィルム

個人的にはおそらく世界で最も有名な香水はシャネル「No.5」だと思う。香りのイメージがどんなものであるかを知らなくても、その名前だけは知っているという人も多いはず。

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12歳の時に修道院に併設の孤児院に預けられたシャネルは、その後の数年を厳しい戒律の下で生活した。その頃から「5」という数字に関わりが多かったシャネルは、「5」という数字に純粋で神秘的なものを感じていたという。

そして、パリでオートクチュールデザイナーに成長したガブリエル・ココ・シャネルが初めて送り出した香水は、ロシア系フランス人科学者で調香師のエルネスト・ボーに依頼した。

1920年、香水の試作品のガラスの小瓶が、「1」から「5」、「20」から「24」の番号を振られてシャネルの前に並べられると、彼女は迷わず5番めの小瓶に納められた資料組成を選び出した。ドレスコレクションを、5番目の月である5月の5日に発表することになっている。この5番めのサンプルの名前は運がいい名前だからそのまま使うと、彼女は調香師に伝えた。そして、シャネル「No.5」が誕生した。

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